組み込み製品の品質問題の大半は、ソフトウェアに起因するものと言えます。
組み込みソフトウェアの品質を向上させるために、様々な品質管理手法が導入されていますが、そうした手法を次々と取り入れることよりも、まず、ソフトウェア技術者の「質」の問題に向き合うべきです。
組み込みソフトウェア技術者の「量的」な不足感は減少傾向にありますが、「質的」な不足感は増加傾向にあるのではないでしょうか。
割り込み処理を伴う組み込みソフトウェアの場合、割り込み処理の動作タイミングや、ハードウェア資源アクセス時の排他処理に起因する不具合がしばしば発生します。
このような不具合は、発生頻度が低く、原因究明に多大な時間を費やす場合があります。
多軸同期.COMは、割り込み処理の動作タイミングや、排他処理に起因する不具合の原因究明と対策に取り組んだ現場経験も豊富です。
出荷後の製品の場合、デバッガで解析することもできませんし、再現環境を準備したとしても、オプティマイズをかけていないデバッグ版のソフトウェアでは条件が変わるために不具合現象が発生しないなどの問題が発生します。
そんなときにも、ハードウェアに強みを持つ多軸同期.COMは、出力ポートに動作タイミングを出力し、外部信号とともにロジックアナライザやデジタルオシロスコープで観測するなどの手法で情報収集を行います。
また、内部データのトレース機能や、ログデータの蓄積機能をソフトウェアに組み込むことで、迅速に問題解決に導く環境を整えます。
このように、多軸同期.COMは、組み込みソフトウェア特有の問題に対する強みを持っています。
お客さまの製品を開発する際には、こうした現場経験をお客さまと共有し、組み込みソフトウェア特有の不具合を作り込まない設計へとつなげます。
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